20250301 学生時代の未練

悔しいしやるせない。

私は15歳から20歳まで母のケアや家族親戚の問題に時間を費やした。当時は必死だったけど、終わった今私は色んな思い出を逃してきたんだとふと思い出してはやるせない気持ちになる。

受験勉強が終わって、大学に入学するときのわくわくする思い出も、成人式で昔の友だちと再会するエモい思い出も、恋人を親に紹介するときのドキドキする思い出も私にはない。

そんな余裕なんてなかった。

高校時代の同級生に会って、当たり前のように、幸せそうに今までの話をされると、つらくなる。

みんなはキラキラした生活を送って、ちゃんと自分のために努力もして、思い残すこともなく社会人になっているんだなと、悔しくなる。

私だって努力した。きっと周りの同級生よりも努力した。なのに時間を費やした家族はもういなくて、私に残ったのは中途半端な学歴とちょっとのお金で。学生時代に未練だらけだから前も向ききれなくて。楽しい思い出よりもつらい思い出ばかりで。

恵まれた子たちにはなんとなく見下されて。

同じような目に合えばいいのにと思ってしまう自分が嫌になる。

私の人生なんだったのか、やるせない。


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